在宅医療について
在宅医療とは
主に病状などによりお一人での通院が困難な方が、住み慣れたご自宅や施設にいたままで、医療スタッフがご自宅・ご施設にお伺いし診察や様々な処置を行います。
ご自宅で診療を受ける在宅医療には、定期的にお伺いする訪問診療と、急に体調が変化した際にお伺いする往診があります。
訪問看護ステーションやケアマネージャーさん等、他の職種の方と連携し、安心してご自宅で過ごせるようにサポートいたします。
在宅医療の流れ
- お問い合わせ
- 在宅医療をご希望される方・ご検討中の方は、お電話やFAX、またはお問い合わせフォームからまずはお気軽にお問い合わせください。
・ご自宅や施設入所中で介護認定を受けている方⇒担当ケアマネージャーを通じて
・入院中の方⇒入院先の主治医や地域連携室を通じて
ケアマネージャーさん・主治医・地域連携室からの連絡を受け、お返事をさせていただきます。
- 事前面談・退院カンファレンス
- ご自宅や入院先の病院でこれまでの治療経過や病状などをお聞きし、それぞれの患者さんに合った在宅医療の方針を検討致します。
※面談の調整がつかない場合や、容態が悪く時間的余裕がない場合は訪問診療に進みます。
- 訪問診療開始
- 通常、月2回の訪問診療をさせて頂いておりますが、必要に応じて訪問回数は柔軟に対応させて頂いております。
ご質問・ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
対応疾患・処置について
対応患者
・認知症や寝たきりの方
・がんなどの病気で自宅で緩和ケアが必要な方
・パーキンソン病などの難病をお持ちの方
・自宅で医療機器の管理が必要な方
・最期まで自宅で過ごしたい方 など
対応疾患
血液疾患
悪性リンパ腫、白血病、骨髄異形成症候群、多発性骨髄腫、貧血、血小板減少症など
神経疾患
脳血管障害、神経変性疾患（パーキンソン病、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症（ALS）など）、脳腫瘍など
循環器疾患
慢性心不全、心臓弁膜症術後、不整脈、高血圧など
皮膚疾患
褥瘡、皮膚がん、類天疱瘡など特殊な皮膚疾患
消化器疾患
胃がん、大腸がん、肝硬変、肝不全、肝細胞がん、膵臓がん、胆道がん、その他の消化器腫瘍、消化器潰瘍、炎症性腸疾患（潰瘍性大腸炎など）、慢性膵炎など
運動器疾患
骨折後、廃用症候群、骨粗鬆症、関節リウマチ、変形性膝関節症
呼吸器疾患
肺がん、慢性呼吸不全、慢性閉塞性肺疾患（COPD)、慢性気管支炎、気管支喘息、肺結核など
精神疾患
認知症、うつ、統合失調症など
その他
膠原病全般、サルコイドーシス、アミロイドーシスなど
処置内容
血液検査、尿検査、心電図検査、超音波検査
点滴による加療
経鼻胃管・胃瘻による経管栄養
医療用麻薬、持続皮下注による疼痛管理
在宅酸素療法 膀胱カテーテル、腎瘻、ストマの管理
腹水穿刺による症状緩和
往診対応エリア
主に豊中市・吹田市・大阪市（北部）を中心に訪問しております。
※訪問エリアにつきましては病状や在宅医療の必要性、交通状況等を鑑み調整させて頂きます。
訪問診療をご検討されておられる方はまずはお気軽にご相談ください。
お問い合わせ
ご相談・ご質問などお気軽にお問い合わせください。